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【関西大学ラグビー】京産大、4連覇へ15トライ97点発進 「結束が希薄だった」夏合宿から修正

スポニチアネックス / 2024年9月23日 7時2分

<関西大学ラグビー 京産大・同大>前半23分、京産大・李(左)はスクラムからそのままトライを決める (撮影・奥 調)

 ◇ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第1節 京産大97―24同大(2024年9月22日 大阪・東大阪市花園ラグビー場)

 開幕し、昨季王者の京産大は97―24で同大を圧倒した。フッカー李淳弘(4年=大阪朝鮮高)とNo・8シオネ・ポルテレ(3年=目黒学院)がそれぞれ5トライを挙げるなど計15トライの猛攻。同校初の4連覇へ好発進した。4季ぶりの王座奪回を狙う天理大は22―7で摂南大に快勝。関学大は49―17で関大を、近大は59―31で立命大を下した。

 かつて何度も覇権を争った名門を京産大が粉砕した。前半3分にPGで先制されながら、3分後にNo・8ポルテレの突進からチャンスをつくると、最後はWTB福永が左隅に飛び込んで逆転トライ。李とポルテレが5トライずつ挙げるなどあらゆる局面で圧倒し、計15トライを奪った。97得点の圧勝劇に、元日本代表の広瀬佳司監督は「攻撃的にプレーしてくれ、良いスタートを切ることができた」と手応えを示した。

 今年2月の日本代表候補合宿にフランカー石橋、SHの土永と高木が招集され、同8月の日本代表遠征にはSH村田が選ばれた。昨季の主力も多く、タレントをそろえる今季。ただ、夏合宿では明大に31―48で敗れた。セットプレーなどの課題に加え「チームとしての結束が希薄だった」と広瀬監督は言う。開幕に向けて今まで以上に一体感を求め、全員で意識してきた。

 同校初の4連覇、そして3季連続準決勝で敗退した大学選手権での飛躍も期待される今季。特に3トライを許した後半は修正点も多く、共同主将を務めるCTB辻野は「反則が多いし、減らしていかないといけない」と反省した。圧勝発進に浮かれることなく、自分たちと向き合っていく。

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