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ダルビッシュ 6回1/3を2失点の好投、通算2000奪三振記録も日米通算最多タイ203勝目ならず

スポニチアネックス / 2024年9月23日 6時47分

ホワイトソックス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP)

 ◇インターリーグ パドレスーホワイトソックス(2024年9月22日 サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手(38)が22日(日本時間23日)、本拠でのホワイトソックス戦に先発。6回1/3を3安打2失点と好投したが、今季7勝目の権利を手にすることはできなかった。勝ち星を手にすれば、日米通算203勝(日本93、米国110)となり、広島、ドジャース、ヤンキースで活躍した黒田博樹に並ぶ史上最多となったが、偉業達成は次回登板以降に持ち越しとなった。

 立ち上がりから安定感抜群だった。初回、先頭のバルガスから連続三振。2回まで2イニング連続で3者凡退で終えるなど、ペースをつかんだ。

 3回1死から8番・リーに先制ソロを浴びたが、慌てることはない。3回2死一塁、ロベルトから三振を奪い、この日6個目の三振で日本選手初、史上90人目のメジャー通算2000奪三振を記録。カーブ、スライダー、スイーパー、スプリットなど多彩な変化球を軸に、ホワイトソックス打線に的を絞らせなかった。

 失点直後、打線はプロファーのソロ本塁打で同点。その後も安定して回を重ねたが、1-1の6回1死からバルガスに勝ち越しソロを被弾。リードを許したまま、マウンドを降りることとなった。

 6月に左股関節痛で負傷者リスト入り後、7月には家族に関する個人的な事情で制限リスト入りして離脱した。それでも着実に調整し、勝負どころでチームに帰ってきた。今月4日(同5日)のタイガース戦から戦列復帰。5回2失点だった10日(同11日)のマリナーズ戦、6回無失点だった前回登板の16日(同17日)アストロズ戦と連勝。好調を続けていたが、前日21日(同22日)の試合でア・リーグ最多敗戦記録となるシーズン119敗目を記録したホワイトソックスを相手に、白星を得ることはできなかった。

 試合前の時点でナ・リーグ西地区首位のドジャースとのゲーム差は3。24日(同25日)からは敵地で直接対決3連戦を戦う。

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