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大谷翔平「50―50」記念球の価値は7200万円か 買い取り応じずキープ宣言の男性ファンはどうする?

スポニチアネックス / 2024年9月23日 7時26分

7回に50号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平(AP)

ドジャースの大谷翔平投手(30)が19日のマーリンズ戦で史上初の50本塁打、50盗塁を決める50号について、複数の米メディアが50万ドル(約7200万円)の価値があると報じた。

 マイアミの地元ラジオ局「FOXスポーツ640サウスフロリダ」のアンディ・スレイター氏は、自身のXにドジャースが記念球を取得したファンに30万ドル(約4320万円)を交換条件として提示していたと投稿した。スレイター氏は複数の情報筋の情報として「ドジャースの担当者は、大谷翔平選手の50本目のホームランボールを手にしたファンに30万ドルの賞金を提示した。この議論は、警備員がファンを外野エリアから連れ出した後に行われた。ドジャースは質問に対しコメントしなかった」と投稿した。

 19日にはマイアミ・ヘラルドのクレイグ・ミッシュ記者が自身のXで「大谷翔平選手の50本目のホームランボールをキャッチしたファンは、ボールを持ち帰ることにした。ドジャースはボールを取り戻せなかった」とつづっていた。

 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」や米メディア「マーケットウォッチ」はこの日までに記念球の価値が50万ドルと報道。マーケットウォッチは「ファンは大金を手にすることになるかもしれない。マーケットウォッチの取材に応じた収集品の専門家は、このボールを5万ドル(約720万円)から50万ドルと評価した」と伝えた。

 この50号のホームランボールを巡る争奪戦が展開された動画を入手したニューヨーク・ポスト紙が公式インスタグラムで公開。大人数人がボールに飛びついて地面に倒れ込み、椅子がなぎ倒されるなど大混乱で、最後は黒のTシャツを着た男性が争奪戦を制してボールをゲット。この日が18歳の誕生日だったマーリンズの赤いユニホームを着た高校生のグレッグ・マトゥスさんも最後までボールに触れていたが、最後は黒のTシャツを着た男性がお腹に抱えたボールを両手でがっちりつかんで離さず「I got it!(取ったぞ!)」と宣言。マトゥスさんも泣く泣く手を引いた。マトゥスさんは本紙などの取材に対し「テーブルの下でしっかりつかんだと思ったら、走ってきた誰かに奪われてしまった」と説明していた。

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