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カブス・今永昇太 7回6安打無失点で圧巻6連勝!日本人1年目投手3位タイの15勝目で自信深めた

スポニチアネックス / 2024年9月23日 8時17分

ナショナルズ戦で好投を披露したカブス・今永昇太

 ◇インターリーグ カブス―ナショナルズ(2024年9月22日 シカゴ)

 カブスの今永昇太投手(31)が22日(日本時間23日)、本拠地で行われたナショナルズ戦に先発。7回を6安打無失点に抑える好投で今季15勝目を挙げた。これで6連勝となり、開幕からの5連勝を抜く今季最長となった。

 試合後、今永は「環境に左右されずに投げられて良かった。(雨による遅延で)試合がいつ始まるのか分からなかったので難しかったが、仮眠とったり、食事をとるタイミングとか、計画通りにできたので良かった。9月に自分がどういう状態でいられるかを目指してキャンプからやってきた。やってきたことは間違ってなかった」と6連勝での15勝目にさらに自信を深めた様子だった。

 メジャー1年目の日本人投手の15勝は、12年のダルビッシュ有(当時レンジャーズ=16勝)、16年の前田健太(当時ドジャース=16勝)に次いで、07年の松坂大輔(当時レッドソックス=15勝)と並ぶ3位タイ。また、メジャー1年目の日本人左腕では02年の石井一久(当時ドジャース=14勝)を抜いて単独トップとなった。

 16日(同17日)のアスレチックス戦で、日本人投手としては8人目となるメジャー1年目での規定投球回到達を果たし「(規定投球回の)162イニングを投げることを目標にやってきた」と素直に喜んだ今永。この日は7回を投げて今季通算173回1/3となり自身がDeNA時代の19年に記録した170回を上回るキャリアハイもマークした。

 雨で2時間以上も試合開始が遅れたが、今永には何の影響もなかった。淡々と、そしてひょうひょうとナ軍の打者を料理していった。3回までに許した安打は2回の単打1本だけ。4回、先頭のウッドに右翼線二塁打され無死二塁のピンチを背負っても動じない。イエペス、チャパロと2者連続で三ゴロに仕留めて、二塁走者の進塁すら許さない。そして最後は5番・ルイーズを92・7マイル(約149・7キロ)速球で空振り三振に切って落とした。

 5回も簡単に2死を取った後、2者連続安打を許して一、二塁とされたが、クルーズを三ゴロに打ち取って得点を許さなかった。6回も同じく2死からチャパロに左翼線二塁打されたが、続くルイーズを力ない二飛に打ち取ってみせた。7回も先頭・テナに右前打されたが次打者を空振り三振、そして最後は遊ゴロ併殺で締めた。前回登板では圧巻の11三振を奪ったが、この日は4奪三振と打たせて取る投球。しかも無四球と文句なしの内容で、防御率も2・91と再び2点台となった。

 このままいけばレギュラーシーズンではもう1試合で先発する可能性がある。チームのワイルドカード争いは極めて厳しい状況だが、日本人投手1年目での最多となる16勝へと今永は突き進む。

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