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ド軍指揮官 大谷翔平の大活躍に驚き「人間とは思えない」雄叫びには「試合の重大さを物語っていた」

スポニチアネックス / 2024年9月23日 8時47分

<ドジャース・ロッキーズ>9回、大谷は同点ソロを放つ(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ ドジャース6-5ロッキーズ(2024年9月22日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が22日(日本時間23日)、本拠でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。第5打席で2戦ぶりの一発となる今季53号を放った。この一発で2001年のイチロー(マリナーズ)が記録した日本選手最多を更新する128得点とした。史上初「50―50」を達成した19日のマーリンズ戦から4試合で5発目の大暴れで、両リーグトップに立つヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)に2本差に迫った。

 大谷がまたもやってのけた。1点差で迎えた9回の第5打席。カウント2―1からのスプリットを捉えると左中間に飛び込む起死回生の同点弾。ファンは総立ちで大熱狂となった。さらにベッツがサヨナラ弾を放ち、劇的なサヨナラ勝利を収めた。負けていれば4連勝を飾った2位パドレスに2ゲーム差に迫られていた一戦。この危機的状況で大谷、ベッツがバットで重苦しい雰囲気を一気に吹き飛ばした。

 デーブ・ロバーツ監督は試合後、大谷とベッツが本塁打を放って雄叫びをあげたことに「この試合の重大さを物語っていた。スター選手はスター選手らしくプレーする必要がある。きょう彼らがやってきてくれたことは、簡単なことではない。彼らが見せた感情は本物で、見ていてうれしかった。ありがとう」と感謝。また「ゴロやダブルプレーで反撃が阻まれ続けたが、それでも選手たちが戦い続ける姿を見るのは素晴らしかった。そして、翔平がいつも通りのプレーを続け、9回表に打席に立った。彼は今、人間とは思えないほど。翔平のように長い間集中している選手は見たことがない。大きな安打、本塁打だった。そして、ムーキーも懸命に努力し、本塁打は本当に印象的でした。シリーズ終了後の明日のオフを迎えるにあたり、とても良い気分」と声を弾ませた。

 また、大谷が日本生まれの選手では自身に並ぶ最多の5試合連続盗塁を決めたことには「彼が私の連続記録を破ってくれることを願っている。彼は使命を帯びているような感じだ。彼は戦い続け、ハングリー精神を持ち続けている。彼は勝ちたいと思っている。それは見て分かると思う。彼は毎日球場に来て、盗塁や安打を打つための準備をしている。打率も3割を超えた。最初の打席で、彼は逆方向に安打を打った。打率3割、50本以上の本塁打、120以上の打点、そして、たくさんの盗塁ができる。それほど長く一緒に過ごしたことは言えないが、これほど集中力のある人間は今まで見たことがない」と称えた。

 24日(同25日)からは3ゲーム差の2位パドレスと首位攻防3連戦を行う。指揮官は「きょうは本当にすごいことをした。これから大きなシリーズが控えている。それが何の意味も持たなかったら、今日のような活気は見られなかったと思う。それが常に得点や勝利に表れるわけではないが、気持ちが見えた」とナインの闘志を称え、大一番に向けて気持ちを高めていた。

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