佐々木麟太郎の妹・秋羽がイチロー氏と対戦 三塁守備の松井秀喜氏から「バントしないで」と懇願も

3回、イチロー氏からセーフティーバントを試みる高校野球女子選抜・佐々木（撮影・木村　揚輔）

　◇エキシビションマッチ　イチロー選抜KOBE　CHIBEN－高校野球女子選抜（2024年9月23日　東京Ｄ）

　マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏（50）率いるアマ野球チーム「KOBE　CHIBEN」と高校野球女子選抜のエキシビションマッチが東京ドームで行われた。高校野球女子選抜では、花巻東（岩手）から米スタンフォード大へ進学する佐々木麟太郎内野手（19）の妹、秋羽（しゅう、花巻東）が「7番・二塁」でスタメン出場した。

　佐々木は初回、2死三塁の好機で登場。追い込まれたものの、最後はしっかりとボールを見極めて四球を選択した。

　3回の第2打席はバントの構えを見せたものの、三塁の守備についた松井秀喜氏から「バントしないで！」と懇願され苦笑い。最後はイチロー氏と真っ向勝負も空振り三振に倒れた。

　このエキシビションマッチは背番号51をつけるイチロー氏が「1番・投手」。日米通算170勝の松坂大輔氏は「3番・左翼」、初出場となる日米通算507本塁打の松井氏は「4番・中堅」で出場した。