50歳イチ氏、141球投げ切り4年連続完投も「怖いなと思ったの初めて。ビビりました」初回4連打3失点

＜KOBE　CHIBEN・高校野球女子選抜＞初回、高校野球女子選抜・井戸の打球を松坂氏が捕球できず、頭を抱えるイチロー氏（左）。結果は二塁打。（撮影・木村　揚輔）

　◇エキシビションマッチ　KOBE CHIBEN17―3高校野球女子選抜（2024年9月23日　東京D）

　マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏（50）が率いる草野球チーム「KOBE　CHIBEN」と「高校野球女子選抜」の試合が23日、東京ドームで行われた。

　10月22日に51歳を迎えるイチロー氏は過去3試合は背番号「1」をつけたが、初めて現役時代と同じ「51」で出場。141球の9回10安打3失点で4年連続完投勝利も、初回に4連打を浴びて3失点し「怖いなと思ったのは初めて。ビビりました。で、スイッチが入った」。

　1番打者として8回に左前適時打を放ち、4年目で初打点を記録するなど自己最多4安打。女子チームの雰囲気に「これほど敬意の詰まった野球を僕は知らない。ボロボロになるまでやりたい」と語った。