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ソフトバンク・小久保監督をニャごませた8匹の愛猫 多忙な日々の支え 「ずっと好きなだけなんよ」

スポニチアネックス / 2024年9月24日 6時2分

ソフトバンク・小久保裕紀監督に抱っこされているのが人なつっこいオスのボンちゃん、甘えん坊で指揮官のそばを離れたがらないのがメスのチビちゃん(本人提供)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク9―4オリックス(2024年9月23日 京セラD)

 自宅に保護猫8匹を飼っているソフトバンク・小久保監督が、激務を癒やしてくれた“仲間”たちの写真を本紙に提供した。40年以上に及ぶ“愛猫家”の原点なども語った。

 小久保監督には福岡市内の自宅に癒やしの存在が8匹もいる。同じく猫を愛する妻とともにかわいがる日々だ。

 8匹は、それぞれ性格も違う。「全員(紹介)じゃなくていいやろ。ボンとチビやね」と2匹を紹介。常に指揮官から離れたくないのがチビちゃんなのだが、少しクールなタイプ。実はカメラ目線の写真もあったがチビの個性を尊重。あえて横向きのショットをセレクトした。指揮官の笑顔の裏には親心と思いやりが隠されている。

 少年時代から、そばにいつも猫がいた。和歌山市内の自宅で初めて飼った“初代”の名前は「ミューちゃん」。当時、アイドル歌手として絶頂だった小泉今日子の19枚目シングル「夜明けのMEW(ミュー)」から名付けられた、ペルシャ種だった。

 「15年くらい生きたよ。その前にも、家の近くには野良猫がいっぱいおってさ。“猫、譲渡します”との告知が新聞に載っていて。家猫として飼ったのがミュー」。砂山小、西和中、星林での猛練習後は愛猫に癒やされた。「大学卒業してもおったかな。大学のときは離れ離れやったけどね」と懐かしんだ。

 “愛猫家”のオーラがにじみ出ているのか、昨年11月に福岡県内で行われた球団納会ゴルフでは現地に棲む猫が、いきなり指揮官の足元にごろん。プライベートでも猫思いで、6月の交流戦後に2日間のオフがあったが夫婦の湯布院旅行で1泊後、昼には福岡に戻った。「猫がおるから家を長く空けられへん」とご主人さまは優しい。

 「別にスタイルとかはない。今もずっと好きなだけなんよ」。猫の話題となると、表情はかなり柔和になる。 (井上 満夫)

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