目黒蓮「海のはじまり」夏への“応援”や“文句”に感謝「あ～やってよかった…それが自分の演じる意味」

目黒蓮

　Snow　Manの目黒蓮（27）が23日、自身のインスタグラムを更新。主演を務めたフジテレビ「海のはじまり」（月曜後9・00）の最終回放送にあたり、心境をつづった。

　目黒は「5月から始まった、僕の夏が今日終わります。7月1日の海の日から約3か月みなさん本当にありがとうございました」と投稿。体調不良により一時休養したことで、9話の放送が延期となり、特別編が放送されるという異例の措置が取られたが「途中体調を崩してしまってたくさんの方にご迷惑をかけてしまったこと本当に申し訳ないです。だけど、それも含めて海のはじまりの一部だったなと思います。命の大切さ、健康であることの大切さをより一層感じることができました」と振り返った。

　本作について「普通はこうだ、こんなこと普通はない、こんなのありえない　そんな、いわゆる世間の普通ではない　想像ができない、だけど必ずどこかではそういう経験をしてる人もいる　それが普通の人もいる　そういう非現実的でリアルな世界を見させてくれるから　厳しいけど、なんか優しくて」と目黒。「それぞれどこかで経験したことがあるような　今後するかもしれない　だけど人にはなかなか言えない　見せられないような思いや言葉があって　ちょっとチクっとしてしまう、全く関係ない他人の物語を　みてるわけじゃない感覚になって、なぜか自分にも置き換えて　感情移入してしまうような不思議な作品で　本当に憎たらしくて愛おしい物語です笑」とつづった。

　月岡夏を演じるにあたり「自分はこうなりたい　こうはなりたくない　こうなるためにこうしよう　こうならないためにこうしよう　少しでもみなさんの人生に何かしらの良い影響を与えられるものとしてこの海のはじまりが残ればいいなとそんな気持ちで演じました」といい「誰にも言えない環境状況で妊娠して出産して子育てをしてる方もきっといるし、知らずにいる父親も、責任を果たさないでいる人もいて色々な状況の中色々な人が必ずいて、そんな人達が誰かに頼れる、誰かと向き合える環境があってほしいなって心から思います」と願いを込めた。

　物語で描かれた状況に際し「妊娠出産という尊くて難しいことを完璧に正しい選択がすぐできるのが当たり前じゃないだろうし、命のはじまりとおわりのときに冷静でいられるのは簡単なことじゃない」とつづり「決めたことでも状況によって、大切な家族のために変化することも、新しい選択肢を与えることも悪いことじゃないし　黙ってた隠してたのが悪い。勝手に産んだから仕方ない。と責められたり、追い詰められたり　知らなかったから仕方ない。知らなかったから責任はない。とか逃げられたり、許される　そんな世界がリアルであってほしくないです」と伝えた。

　自身としては「作中でも伝えていますが、自分を犠牲にしてまでも誰かを優先するのではなく、自分を大切にして欲しいです。自分を大切にして、周りの大切な人達のことを大切にしたいって心から思います」と見解を示した。

　また、反響を受けて「作品の中の人物に対して悲しくなってくれたり、腹を立ててくれたり応援してくれたり、文句を言ってくれたり　そういう見方をしてもらえたことが　本当に本当に嬉しくて　そういう感想を見るたびに　あ～やってよかったって本気で思いました。信じられないかもしれないけど本当にそれが自分の演じる意味です」と感謝も。「かっこいい姿はSnow　Manで見せます笑　どこか頼りない夏にイライラしてしまった方はぜひSnow　ManのYouTubeご覧ください　Snow　Manかっこいいです」とコメントした。