テレ朝 報道番組を一新 「有働タイムズ」へ期待「新しい可能性追求」「グッド！モーニング」は全曜日に

テレビ朝日

　テレビ朝日は24日、都内の同局本社で定例社長会見を行い、10月から放送される新報道番組「有働タイムズ」（日曜後8・56）や現在、月～土曜の朝の「グッド！モーニング」（前5・50）が10月から日曜日にも拡大し全曜日で放送されることについて言及した。

　「有働タイムズ」はフリーアナウンサー有働由美子（55）がメインキャスターを務める。「視聴者をもてなす」をコンセプトに従来の番組とは一線を画す情報番組となる。2017年4月に放送を開始した情報番組「サンデーステーション」よりも放送時間を15分拡大し、午後10時15分までとなる。それに伴いドラマ枠が15分後ろ倒しとなる。

　篠塚浩社長は有働アナについて「実績のある方」と評し「新しいテレビの可能性を追求する」と期待。「“視聴者をもてなす”精神を大切に有働さんとともに挑戦をしていきたい」と展望を述べた。また前番組の「サンデーステーション」に関しては「視聴者の皆様に感謝したい」とこれまでに感謝。

　「グッド！モーニング」は昨年度7時台年度平均視聴率で、個人全体4・4％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録し初の同時間帯民放トップに躍り出た。世帯視聴率も7・8％を記録。好調ぶりを受け、今年4月に土曜日にも進出したばかり。10月からは「サンデーLIVE」の枠にも進出し全曜日放送となる。

　篠塚社長は、同番組の拡大について「1週間を通して選んでもらえる番組を目指していきます」と全曜日放送へ期待を込めた。

　さらに「グッド！…」が全曜日に拡大し、日曜朝の情報番組「サンデーLIVE！！」（前5・50）が終了。同番組が始まる2017年以前には「日曜の朝の生の情報番組が無かった」とし、この実績をもとに「さらに強化をしていきたい」と次を見据えた。