テレ朝“SHOGUNブーム”受け時代劇の可能性「大事なコンテンツ」若者＆海外向けにも「チャレンジ」

テレビ朝日

　テレビ朝日は24日、都内の同局本社で定例社長会見を行った。米エミー賞で史上最多の18冠を獲得した「SHOGUN　将軍」の“大ヒット”を受け、今後の同局での時代劇制作の展望を語った。

　時代劇について同局は「エンターテインメントの中で非常に大事なコンテンツの一つ」とし「われわれも定期的に新作を単発ではありますけれども制作しております」と「必殺仕事人」など数々のヒット作を生み出してきた同局の現状を語った。

　続けて、深夜で放送されていた7月期の時代劇「君とゆきて咲く～新選組青春録～」（水曜深夜0・15）にも触れつつ「若年層をターゲットに。あるいは海外のお客様に観ていただけるような作品にもチャレンジしている」と時代劇制作に積極的な姿勢を示した。

　真田広之が主演・プロデュースした「SHOGUN　将軍」（日本ではディズニープラスで配信）は米テレビ界のアカデミー賞と言われる最高の栄誉「第76回エミー賞」で技術・制作部門を合わせ史上最多の18冠という歴史的快挙を達成。同作は、ドラマシリーズ部門の作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞の主要部門を独占。真田は日本人として初めて主演男優賞を受賞し、世界中に“SHOGUN”ブームを巻き起こした。