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大谷翔平の「60-60」地元紙は期待「何が起きても不思議ではない」 パドレス戦2勝で自身初の地区優勝

スポニチアネックス / 2024年9月25日 1時32分

大谷翔平

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が、地区優勝を懸けて24日(日本時間25日)から本拠地で3ゲーム差の2位パドレスとの直接対決3連戦に臨む。2勝すればメジャー7年目で自身初となる地区優勝が決まり、最短Vは25日(同26日)だ。3月20日の韓国ソウルでのパ軍との開幕シリーズから始まった新天地での24年シーズン。そのパ軍を倒し、「53本塁打―55盗塁」と歴史的な成績を残す大谷が、優勝という最高のフィナーレへ突き進む。

 「the stage is set(舞台は整った)」――。球団公式サイトも特集記事を掲載し、全米注目の対戦をあおった。大谷が心から渇望していた「ヒリヒリする9月」で、雌雄を決する3連戦を迎える。2位パドレスに2勝すれば地区Vが決定。これまでも「勝つことが僕にとって今、一番大事なこと」と何度も強調してきた男が、いよいよ決戦の舞台に立つ。

 打撃の状態は極限まで高まっている。直近4試合は18打数14安打の打率.778、5本塁打、13打点、6盗塁。53本塁打、55盗塁と合わせデーブ・ロバーツ監督は「翔平は今、人間とは思えない」と驚愕(きょうがく)する。この日大リーグ機構が発表した週間MVP(16~22日)も、今季3度目、通算10度目の受賞で日本選手最多を更新した。

 相手は24日初戦のキングから強力先発陣を前面に押し出してくる。球宴後はメジャー最高成績の40勝17敗の快進撃で、直近9戦8勝。3戦目先発のマスグローブも「今、我々は彼らを徹底的に追い詰めている」と鼻息荒い。一方、ド軍・ベッツも「楽しい試合になる。こういう試合をするのが夢だ」。大谷も同じ思いに違いない。キングとは通算で12打数5安打の打率.417で3本塁打、2戦目先発のシースからも2本塁打を放っている。

 シーズンは残り6試合。パ軍戦で優勝を決めても、その先にまだ野望は残る。地元紙ロサンゼルス・タイムズは23日(日本時間24日)、大谷の「60―60」を期待する記事を掲載。現在の「53―55」で既にメジャー史上初だが、同紙は「50―50は過去のこと。残り5盗塁は十分ある」と強調。残り7本塁打は難関だが、シーズン最後の3連戦は約1600メートルの高地で打球が飛びやすい敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ戦とあり「何が起きても不思議ではない」と期待を寄せた。

 3月20日。まだ肌寒さが残る韓国ソウルで新天地での開幕を迎えた。あれから約半年。長い旅路のゴールは目前だ。その開幕の相手だったパ軍との決戦を経て、歴史的なシーズンを最高の形で締めくくることができるか。

《パドレスには今季3勝7敗で負け越し》 今季、ド軍はパ軍に3勝7敗と負け越している。3月20日の韓国ソウルでの開幕戦は5―2で勝利も、第2戦はメジャーデビューの山本が1回5失点KOで11―15で黒星。4月12~14日、5月10~12日と2カード連続で1勝2敗と負け越した。直近の対戦は7月30、31日で5―6、1―8と敵地で2連敗。大谷は9試合で35打数9安打の打率.257、1本塁打、4打点、3盗塁の成績を残す。

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