新潟L・18歳田中がプロ初ゴールを 29日に日テレ東京V戦 那須野ら同期の活躍刺激に

プロ初ゴールを目指す田中

　新潟Lは29日にアウェーで日テレ東京Vと対戦する。リーグ戦2戦連続で途中出場のFW田中聖愛（18）は「自分が出る時間帯は得点が必要な場面。得点につながるプレーをもっと出していかないと」とプロ初ゴールを決めて勝利に貢献するつもりだ。

　聖籠町のアルビレッジで行ったこの日の練習では、6対6のミニゲームで1ゴール1アシストと存在をアピールした。7日のクラシエ杯マイナビ仙台戦ではMF下吉が、15日の長野戦はFW那須野がプロ初ゴールを決めるなど、同期の活躍が目覚ましい。田中も下吉のゴールをアシストしているが「次は自分が決めたいと思っている」。正確なファーストタッチなど、細部にこだわって練習に励んでいる。

　オフだった22日には男子の神戸戦を観戦。「長倉選手のボールの受け方やターンは参考になったし、ゴールを決めきれるところは刺激になった」。ゴールへのいいイメージは今節の日テレ東京V戦で生かす。

　○…MF下吉は2戦連続先発出場を目指す。この日の練習のテーマは「ボールを奪う。ゴールを奪う」だったが「守備が苦手なのでボールを奪ってゴールにつなげられる動きをもっとやらないといけない」と自身の課題と向き合っていた。前節のC大阪ヤンマー戦でプロ初の先発出場を果たし「長い時間、試合ができて楽しかった。もっと出場時間を増やせるように、連続して先発出場したい」と意気込んでいる。