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海を渡っても変わらぬ佐々木麟太郎の人間性 米国で培ったすべらない話とは

スポニチアネックス / 2024年9月25日 7時12分

<佐々木麟太郎公開練習>フリー打撃を行う佐々木(撮影・木村 揚輔) 

 たくましくなった体付きにパーマを掛けたおしゃれなヘアスタイル。渡米して半年、見た目は大きく変わったが、米スタンフォード大へ進学予定の佐々木麟太郎内野手(19)の謙虚な性格はそのままだった。

 今月9日に行われた約40人の報道陣が詰めかけた練習公開。約30分間行ったフリー打撃では柵越えどころか場外弾を連発し、高校時代からの著しい成長に訪れた報道陣を驚愕(きょうがく)させた。

 取材は全ての練習後。場所取りが命だと思い、少しでも早くベストポジションを確保しようとその時を待っていたが、佐々木から思わぬ提案があった。

 「暑いと思いますし皆さんは陰のベンチで座ってください」。思わぬ提案にその場にいた全ての記者が言葉を失った。同時に、ふと高校時代、試合後に子どもから握手などを求められれば嫌な顔一つせずに対応していたことをふと思い出した。変わらない心優しい性格にホッとした。

 取材中には米国で好きな食べ物について問われ「好きとかではないんですが、味噌ラーメン頼んだら味噌汁に麺が入ってて…。味噌汁ラーメンじゃないかと思いました」と笑わせる場面も。また、野球仲間にゴルフに誘われた際には「興味がないので行かないと答えて…。なので僕はアメリカではつまらない人間だと思われていると思います」と、心をつかむトークを2つも身につけた麟太郎をさらに好きになった。

 麟太郎に続き、今年は桐朋(東京)の二刀流・森井翔太郎内野手(3年)が高卒で米国の大学ではなく直接、マイナー契約を目指して海を渡ろうとしている。一人でも多くの夢ある若者が海の向こうで活躍する日をこれからも楽しみにしたい。(記者コラム・村井 樹)

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