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大谷の長打数94本 3桁届けば歴代13位タイ 飛ぶボールの恩恵なくステロイド時代でない記録に希少価値

スポニチアネックス / 2024年9月25日 8時10分

ドジャース・大谷

 野球専門のネットサイト「ベースボールプロスペクタス」が、ドジャースの大谷翔平投手(30)が今季長打数で3桁に届く可能性があり、それは特筆すべき偉業だとしている。

 大谷は23日(日本時間24日)まで53本塁打、34二塁打、7三塁打で合計94本の長打。歴代36位タイだ。残り6試合でどれだけ打つかはわからないが100本に届くと、13位タイとなる。

 1921年以降、3桁に届いたのは15人。上位は1921年のベーブ・ルース(119本)、1927年のルー・ゲーリッグ(117本)、2001年のバリー・ボンズ(107本)、1930年のチャック・クライン(107本)、2001年のトッド・ヘルトン(105本)。103本に達した選手は6人いて、1995年のアルバート・ベル、1937年のハンク・グリーンバーグ、2000年のヘルトン、1932年のクライン、1948年のスタン・ミュージアル、2001年のサミー・ソーサである。

 1922年のロジャー・ホーンスビーは102本。100本は3人いて、1932年のジミー・フォックス、30年のゲーリッグ、2001年のルイス・ゴンザレスである。

 「ベースボールプロスペクタス」は長打数で3桁に到達した選手が多い時期には偏りがあると指摘している。ルースは1921年に達成したが、試合でぼろぼろのボールを使い続けたデッドボール時代が終わり、飛ぶボールでオフェンスの数字が爆発的に伸び、それは1930年代まで続いた。この間、長打数で100本を超えたケースは8度と半分以上だ。

 もう一つはステロイド時代。この時代は、1993年から1998年の間に4つの新チームが追加され、球場も小さくなり、ボール自体も飛ぶボールが使われていた可能性がある。オフェンスの数値がリーグ全体で爆発的に増加、この10年間に6度記録された。ヘルトンは今年6度目の投票で殿堂入りを果たしたが、本拠地の打者有利なクアーズフィールドが長打数増加に寄与したことは間違いない。

 そんななか、大谷は投手優位のシーズンにこの大記録に近づいている。飛ぶボールの恩恵は受けていないし、ステロイド時代でもない。今季の打者の平均成績は打率.244、出塁率.312、長打率.400で、打率はとても低い。50-50ほど注目されていないが、長打数で100本に到達すれば、快挙として称えるべきだ。

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