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ダルビッシュ「まだドジャースを追いかけている段階」2年ぶりPO進出も浮かれず「目標は優勝」

スポニチアネックス / 2024年9月25日 14時55分

試合前練習中に話し込む大谷翔平(右)とダルビッシュ有(AP)

 ◇ナ・リーグ パドレス4-2ドジャース(2024年9月24日 ロサンゼルス)

 パドレスは24日(日本時間25日)、敵地でのドジャース戦に勝利。2年ぶりのプレーオフ進出を決めた。また、ナ・リーグ西地区首位攻防戦の初戦を取り、ゲーム差を2に縮めた。

 4-2の9回無死一、二塁のピンチ。守護神・スアレスがロハスをゴロに打ち取ると、ゴロをさばいた三塁手・マチャドが三塁ベースを踏み、さらに二塁→一塁へと転送し、トリプルプレーでゲームセット。劇的な勝利をつかみ、スアレスだけでなくベンチのダルビッシュ有もガッツポーズ。ブルペンからは松井裕樹も飛び出して笑顔で駆け寄り、大喜びした。

 試合後のダルビッシュ有の主な一問一答は以下の通り。

 ――プレーオフ進出が決まった

 「なんかちょっと複雑な気持ちというか、まだドジャースを追いかけている段階。自分たちの目標はディビジョンの優勝なので、ひとまずうれしいですけど、また明日にもう集中が向いているというかそういう感じです」

 ――9回は。

 「ネクスト(バッターズサークル)に大谷くんがいましたし、最近の大谷くんの調子を考えても、ちょっと怖いなっていうところはあった。トリプルプレーが本当にベストの終わり方だったのではないかと思います」

 ――ここから先は全勝のつもりか。

 「もちろん、それはどの試合でもそうですけども、ここからより、1人1人集中して、1つずつのプレーをしっかりやっていかないといけないと思います」

 ――ドジャース戦に投げたかったのでは。

 「次、ドジャースに投げるとしたらプレーオフの試合だと思うんで、そこで投げるのを楽しみにしておきたいと思います」

 

 ――長いブランクを乗り越え、クリンチの瞬間に立ち会った。

 「そうですね、みんなでここまで来たので頑張りもわかってますし、選手だけでなく、球団全体、ファンの方々もそうですし、それが実を結んだということなのでよかったと思います」

 ――まだ先は長いが。

 「球団としても、ファンの方々も、まずはポストシーズンが一番最初の目標なので、それを達成できたっていうのはすごく嬉しいですね。自分はいろいろありましたけど、こうやって現場に帰ってきて、また野球ができることの喜びは感じます」

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