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【鳴尾浜30年を振り返る】95年7月23日「新庄正座事件」 あまりに大きかった寝坊の代償

スポニチアネックス / 2024年9月25日 16時31分

鳴尾浜球場

 1994年10月に完成し「平成の虎の穴」として多くの猛虎戦士を育てる礎となった兵庫県西宮市にある鳴尾浜の阪神2軍施設は今季をもって終わりを迎え、来年3月には同県尼崎市に完成する新施設に移転する。汗、涙、感動など数々のドラマを生んだ鳴尾浜の30年を振り返る。

 1995年7月23日、鳴尾浜球場での全体練習開始から1時間あまり。右足首捻挫で出場選手登録を外れ2軍で調整中だった新庄剛志(現日本ハム監督)はレフトの定位置付近で正座を強いられていた。

 「遅刻は許されない。(今回で)2度目。罰はちゃんと受けてもらう」

 声の主は、中村勝広監督の退任によって1軍監督代行の就任を翌日に控えていた藤田平2軍監督。この年の春季キャンプに続く2度目の遅刻に、痛みが残る右足首も考慮されることなく1時間、新庄は座り続けた。

 午前の全体練習が終了し他の選手がグラウンドからいなくなる中、厳罰には続きがあり、外野でのアメリカンノックも1時間。寝坊の“代償”は、あまりに大きかった。

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