日本ハム連敗…新庄監督初のCS進出は26日以降に持ち越し「悔しい」2番手・金村が初回の1発に泣く

＜日・楽22＞7回、ベンチで試合を見る新庄監督（撮影・高橋　茂夫）

　◇パ・リーグ　日本ハム1ー3楽天（2024年9月25日　エスコン）

　日本ハムは2番手の金村尚真投手（24）が初回に浴びた1発に泣いて2連敗。新庄監督にとって初となるクライマックスシリーズ（CS）進出は26日以降に持ち越しとなった。

　この日はプロ12年のキャリアに終止符を打つ鍵谷の引退試合として開催。鍵谷は先発を務めて147キロの直球など打線2人を無安打に抑えて有終の美を飾った。

　0―0の初回2死走者なしからマウンドに上がったのは金村。しかし辰己、浅村の連打でピンチを招くと、安田に2号3ランを浴びていきなり失点を許した。

　その後は粘り強く得点を許さない投球を見せたが、味方の援護がなく今季6敗目。

　打線も3―0の3回に郡司の12回ソロで1点を返すのが精一杯。チームは2連敗でCS進出は持ち越しとなった。

　▼金村　鍵谷さんがいい形で抑えてくれたので、それに続いて初回は終わりたかったです。うまく試合に入れず、相手に流れを渡してしまい申し訳ないですし、悔しいです。