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広島・新井監督 「前を向いてやっていきたい」 貯金0でDeNAに1・5差…自力CS消滅

スポニチアネックス / 2024年9月25日 22時2分

<広・ヤ21>ヤクルトに敗れた新井監督(左)(撮影・平嶋 理子)

 ◇セ・リーグ 広島1-3ヤクルト(2024年9月25日 マツダ)

 広島は25日、ヤクルトに敗れて3連敗。65勝65敗5分けとし、今季最多14あった貯金がついに0になった。今季残り8試合で、自力でのCS出場が消滅し、3位・DeNAが巨人に勝ったため、ゲーム差は1・5に広がった。

 これで9月は4勝17敗。9月1日時点で今季最多貯金14を蓄え、4日までは首位に立っていたが、貯金が底をついた。

 初回、先発登板した九里がオスナに中前適時打を浴びて先制点を献上。さらに7回には3番手・森浦が川端の右前適時打、押し出し四球と崩れて2点を失った。

 8回に坂倉の右前適時打で1点を返し、なおも2死二、三塁のチャンスだったが後続が倒れて追加点はならなかった。

 新井監督との試合後の主なやりとりは下記の通り。

 ――6回の攻撃は良い形をつくるも…

 「なかなか。それも明日はそういうところで返すぞと思って、試合に入ってほしいなと思います」

 ――九里は5回1失点

 「最少失点だからね。あそこは行っても、球数的にも次のイニングだけだったので、点を取らないといけないところなので、あそこでご苦労さんと言いました」

 ――打線は得点もそうだが、単打ばかりでなかなか長打が出ない。

 「まあまあ、それを言ったらあれだから。また、明日、また明日。前を向いてやっていきたいと思うし、明日打つぞと思って準備してもらいたい」

 ――監督から見て選手、スタッフ、チームの雰囲気は。

 「雰囲気的にはそんなに。“よし、今日もやるぞ”と毎日、そういう雰囲気でやっているけどね。どうしても負けがこんでくると周りからはそう見えると思うけど、実際はそんな練習のときも試合中も“よし、やるぞ”“今日は行くぞ”と思ってやってくれていると思う。でも、周りからはこういう状況になると元気がないとかに映るかもしれないけど、“今日こそ頑張ろう”、今で言うと“明日はやろう”と、そういう雰囲気でみんな入れているとは思う」

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