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【鳴尾浜事件簿】新庄正座に猫救出…“虎の穴”で珍事いろいろ

スポニチアネックス / 2024年9月26日 5時17分

95年、鳴尾浜での練習に遅刻して正座を命じられた新庄

 阪神2軍は25日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で鳴尾浜球場での最後の公式戦を終えた。1994年秋の開場から「虎の穴」として数多くの選手を輩出し、来年3月に尼崎市内の新拠点へ移転する。

 【鳴尾浜事件簿】

 ★完成間もなく… 95年1月17日午前5時46分に発生した阪神淡路大震災で、前年10月7日に竣工したばかりの球場も被災。埋め立て地に建てられていたため、敷地内に液状化現象が発生した。

 ★新庄に鬼平の裁き 95年7月23日、2軍の前半戦打ち上げ練習に1時間遅刻した新庄剛志に、翌日から1軍監督に昇格する藤田平2軍監督が「今回が2度目。罰はちゃんと受けてもらう」と約1時間の正座を厳命。足首の故障で2軍調整の新庄はスパイクを履いたままファウルグラウンドに座り続けた。その後に個人ノックを1時間。同監督に「鬼平」の異名が付いた。

 ★島野ヘッドもお仕置き 02年10月31日の秋季練習で島野育夫ヘッドコーチが「ノックの時に腹から声を出していない。意識したらできることはやらさなアカン」と藤本敦士、上坂太一郎に一塁ベンチ前で約15分間の正座を命じた。

 ★爆発物騒動 04年5月31日午後6時ごろ、虎風荘の東側にある阪神バス鳴尾浜東バス停付近の植え込みに、リード線のついた不審物が置かれているとの通報で、兵庫県警機動隊の爆発物処理隊に、所轄の甲子園署の警察官と総勢57人が出動。爆発の危険性はなく、爆発物を模した悪質ないたずらだった。

 ★掛布フィーバー 15年11月1日、安芸秋季キャンプに参加しない若手主体の秋季練習の初日。新任の掛布雅之2軍監督目当てに、約300人収容の球場に約500人のファンが殺到した。練習後には即席で約40分間のサイン会が開催された。

 ★火災でヒヤリ 16年1月15日、午前11時20分ごろ、球場のすぐ裏を走る阪神高速5号湾岸線で車両が炎上。球場付近にまで黒煙が漂う騒動があった。自主トレ中の選手たちには影響はなかった。また同年の9月3日午後4時10分ごろ、球場や虎風荘から約1キロ離れた鳴尾浜2丁目の倉庫街で火災が発生。2軍本隊は広島遠征中だったが、サイレンが鳴り響き、周囲は騒然となった。

 ★不法侵入者 22年9月16日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦プレーボール前後に、40代の男性が球場横の門を乗り越えて敷地内に侵入し、そのまま球場のスタンドで観戦。球団関係者が警察に通報し、パトカー4台が駆けつける事態となった。当時はコロナ下で、無観客での開催が続いていた。

 ★猫救出劇 24年1月21日、虎風荘3階の屋根下部分に猫が登ったまま動けない様子を石黒佑弥が発見。午後2時ごろに到着した消防隊員が救出を試みた。約40分間に及んだ作業は、猫が消防隊員の棒に促される形で大ジャンプ、逃走して幕を下ろした。

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