ふかわりょう「バラダン」ラスト出演で伝説ネタ披露 涙なし、「培ったものをキー局に」とらしくお別れ

ふかわりょう

　お笑いタレント・ふかわりょう（50）が26日、3年半MCを務めたTOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）に最後の出演。番組のエンディングで「『5時に夢中！』を含めて12年半ということで、たくさんの思い出、そしていろいろなものを吸収させていただきました」とあいさつし、「ここで培ったものをうまくキー局に持っていきたいと思います」と続けてスタジオの笑いを誘った。

　2014年4月にスタートし、あす27日で10年半の歴史にピリオドを打つ同番組。ふかわは12年4月から同局「5時に夢中！」のMCを9年に渡って担当し、そこから異動する形で21年4月から月～木曜のMCを務めてきた。

　この日のエンディング前には「小心者克服講座バラダンver」と題して、一世を風靡した自身の伝説のネタを白いヘアバンド姿で披露。「バラいろダンディへの感謝の言葉です」と前置きして、「楽屋のお菓子賞味期限大丈夫？」「何でMキャスやめちゃったの？」「ADさんは一人前になるといなくなるな」「そういえば20時半スタートって何だったの？」など次々とツッコミを入れ、感謝の思いを表現した。

　そしてふかわやアシスタントの山田邦子、コメンテーターの安東弘樹、ナジャ・グランディーバ、小宮山雄飛がそれぞれあいさつ。最後はふかわが唐突に「いつもの掛け声で終わりましょう。せーの、バラいろダンディ～」とポーズを決めると、山田から「やったことない！」とツッコミが入っていた。

　番組終了について、今月1日の文化放送「おとなりさんday」では「ちょっと気持ちが不安定になるかなと思ったら不思議とワクワクしてきちゃって。大海原に出るタイミングかなって…いい風が吹いてきてる」と前向きに語っていた、ふかわ。元々ネガティブなタイプだったが「ここぞというときに訳の分からないポジティブマインドが出てきた」と明かし、現在はお笑いライブによく通っていると告白。自身のマネジャーにも「お笑いライブ、どんどん入れて」とリクエストしていると話していた。