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巨人・阿部監督 長野&岡本和の重盗は「サイン出してない」 オコエ先発は「神様に言われました」

スポニチアネックス / 2024年9月26日 22時25分

<D・巨>初回、生還した丸を迎える阿部監督(撮影・島崎忠彦)

 ◇セ・リーグ 巨人12―4DeNA(2024年9月26日 横浜)

 巨人は18安打12点と打線が久々に爆発して連敗を阻止。4年ぶり優勝に向けたマジックナンバーを1つ減らして3とした。試合がなかった2位・阪神とは再び2ゲーム差。巨人は残り4試合で最短Vは28日となっている。

 初回に吉川の適時打と岸田の2点適時二塁打で一挙3点先取。2回にも長野の2点適時打と岡本和のプロ初となる本盗が決まって一挙3点を加え、2回で大量6点のリードを奪った。

 だが、今季初の2軍調整を経て中12日での登板となった先発右腕・山崎伊が今季最短KOだった前回に続いて2回2/3で4失点KOされ、3回終了時点で6―4と壮絶な打ち合いに。

 それでも4回に岡本和が左翼ポール際へ27号ソロを放つと、坂本も左越え7号2ランで続いて9―4と再び5点リード。5回にも岸田の適時内野安打と門脇の2点適時打で3点を加えて勝ち切った。

 19歳の浅野を33試合ぶりにスタメンから外し、代わりに起用したオコエが3安打。岡本和が一発を含む3安打、坂本が一発を含む2安打、岸田も3安打3打点という先発全員安打の猛攻だった。

 阿部慎之助監督(45)との試合後の主なやりとりは以下の通り。

 ――打線が18安打12点。いい攻撃だった。

 「うん、そうですね」

 ――5回には岡本和と坂本が本塁打。

 「うん、なんか流れが向こうにいきかけていたんだけどね」

 ――浅野に代えてオコエを起用。

 「いや、あの…神様に言われました」

 ――一気に吹っ切れた。ミーティングで声がけは。

 「もう、なるようにしかならないから、とにかく勝つために一生懸命にやればいいよ、と。それしかない。マジックは出ているけど、どういう状況になるかまだまだ分からない、最後の最後まで…っていうのは言った」

 ――試合前に。

 「うん」

 ――足を使った攻撃を意識。

 「いや、別に」

 ――2回のダブルスチール。

 「あれは別にサインを出していないんで、選手が勝手にやってくれました」

 ――まさに状況判断。

 「そうですね」

 ――長野、坂本が好調をキープ。

 「やっぱり困った時のベテランじゃないけど、そういうので存在感を出してくれている」

 ――オコエの起用は神様がいい結果を導いた。

 「そうですね、はい。(二岡)ヘッドコーチとかの推薦もあった。守備でも躍動してくれたので。明日、調子に乗らずにやってほしいなと思います、以上」

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