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巨人・横川凱「打者にしっかり向かっていった結果」 見事な火消し、2回1/3を完全救援3勝目

スポニチアネックス / 2024年9月26日 22時53分

<D・巨>3勝目の横川(左)は阿部監督とハイタッチ (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人12―4DeNA(2024年9月26日 横浜)

 巨人の横川凱投手(24)が26日のDeNA戦(横浜)で2回1/3をパーフェクトリリーフ。今季3勝目(1敗)を挙げた。

 この日は今季初の2軍調整を経て中12日での登板となった先発右腕・山崎伊が不安定。2回までに大量6点の援護をもらいながら、今季最短KOだった前回に続いて2回2/3で4失点KOされた。

 横川は3回、山崎伊が伊藤に適時打を許して4点目を失い、なおも2死一、三塁という場面で2番手としてマウンドへ。最初に打席へ迎えた森敬をフォークボールで空振り三振に打ち取り火消しに成功すると、4回と5回はいずれも3者凡退。2回1/3で31球を投げ、打者7人を完璧に抑えて一人も塁に出さなかった。

 横川が試合を落ち着かせたことで、打線はさらに爆発して今季最多タイの18安打を放って12得点。さらに山崎伊が2回2/3で9安打4失点KOされて以降は横川、赤星、船迫、平内と4投手が無安打無失点リレーだった。

 試合後、敵地でヒーローインタビューに臨んだ横川は、まず6―0から6―4と2点差に迫られ、なおも2死一、三塁という場面で登板した3回について聞かれると「目の前のバッターに向かっていって、アウトをしっかり取ろうと。そういう気持ちだけで投げました」とし、「しっかり丁寧に低めに投げようと意識して投げました」と森敬を空振り三振に斬って取った場面を振り返った。

 横川の見事な火消しが直後の4回、岡本和と坂本の一発競演につながった。

 「あの点のおかげで投げやすくいけたので凄い感謝したいと思います」と横川。打者7人に対する自身の完全投球に関しては「さっきも言った通り、バッターに対してしっかり向かっていった結果そういう形になったので、またこれからもそういうピッチングを続けられるように頑張りたいと思います」と落ち着いた声で謙虚に話した。

 9月7日に4カ月ぶりとなる1軍昇格。同日のDeNA戦(東京D)で今季4度目のリリーフ登板を果たすと2回2安打無失点と好投し、先発登板だった4月27日のDeNA戦(横浜)以来133日ぶりとなる今季2勝目を挙げた。

 21日の広島戦(マツダ)では138日ぶり今季3度目の先発マウンドに上がり、自ら貴重な追加点となる適時打も放って6回6安打1失点(自責0)と好投。

 だが、今季3勝目の権利を得て降板するも救援陣が3点リードを守れず、8回に一挙4失点して無念の逆転負け。横川は4月27日のDeNA戦(横浜)以来147日ぶりとなる先発勝利を逃していた。

 この日はその先発試合以来中4日でのリリーフ登板。「任されたところでしっかり頑張るのが(自分の仕事)。それだけだと思うので、これからも頑張りたいと思います」と先発でも救援でも頼もしい6年目左腕だった。

 

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