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日本ハムCS決定!レイエスが今季8発目の楽天キラー弾「CSに出ることが目標だった」

スポニチアネックス / 2024年9月27日 6時1分

<日・楽23>4回、同点ソロを放つレイエス(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ 日本ハム2―1楽天(2024年9月26日 エスコンF)

 日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が26日、楽天戦で「4番・DH」で先発し、値千金の同点弾を放った。1点を追う4回に同点の左越え24号ソロ。一振りで試合を振り出しに戻し、逆転勝ちの呼び水となった。チームも18年以来、6年ぶりのクライマックス・シリーズ(CS)進出が決定。8月に続き、9月も8本塁打と不動の4番がポストシーズンの使者となる。

 2打席目に向かう前だ。ベンチ裏にあるスイングルームで、レイエスは江越、細川と話しながら、冷静に相手バッテリーの配球を分析していた。チームは3回まで左腕・古謝の前にわずか2安打。それでも外角中心の傾向に気付き、一振りで試合を振り出しに戻した。

 「スイングルームでキャッチャー視点になって考えていた」

 0―1の4回2死走者なし。3ボール1ストライクから、外角の137キロのツーシームを捉えると弾丸ライナーで左翼フェンスを越えた。リーグ2位となる同点の24号ソロ。レイエスは「アウトコースのボールが多かったので、外の変化球を狙っていました」と値千金の一発となった。

 来日1年目。慣れない日本人投手との対戦が続くが、徹底した“下準備”が好調を支えている。相手投手のビデオやデータはもちろん確認。試合中はマルティネスら自分と同タイプの打者への攻め方も確認し、配球を予測してきた。「準備と予測の2つをしっかりできている結果」と、この日も事前準備を整えて試合に臨んだ。

 これで、楽天戦は8本塁打をマーク。パ・リーグの対戦相手別ではダントツの最多本塁打と“キラーぶり”を発揮している。常々、レイエスは「まずは楽しむこと。そして集中すること。自分が与えられた機会で自分の責任を全うしたい」と話してきた。9月は月間最多だった8月に並ぶ8本塁打。「本当にCSに出ることが目標だった。目標を達成できたのは良かった。ここから自分の仕事をするだけ」。止まらない男が、6年ぶりのCSでもチームを先導する。(清藤 駿太)

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