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プレーオフの先発投手をランク付け、トップ10にドジャースからはゼロ、宿敵パドレスからは2人

スポニチアネックス / 2024年9月27日 6時42分

タイガースのタリク・スクバル(AP)

 大リーグ公式サイトが、プレーオフで登板するであろう先発投手を記者たちの投票でランク付けしている。先発投手はかつてのように完投することはなくなったが、チームに大きな影響を与え続けているのは確か。1年前はレンジャーズの右腕ネーサン・イオバルディと左腕ジョーダン・モンゴメリーが17試合中11試合で先発、1度リリーフ登板もした。彼らは67回2/3を投げて8勝1敗、防御率2.93、登板した12試合のうち10試合で勝利をもたらした。結果、レンジャーズは球団初のチャンピオンシップを手にした。

 今季、1位はタイガースのタリク・スクバル。シーズン中に先発投手パワーランキングが12度発表されたが、スクバルは最多の4度トップに輝いた。シーズン後半の防御率は2.37で、前半の防御率2.41とほぼ同じ。9月はさらに良くなり、防御率1.52で、タイガースはトレードデッドライン時の売り手からプレーオフ進出圏内へと急成長した。

 2位はフィリーズのザック・ウィーラー。22年、23年とポストシーズンで登板。11試合(内先発10試合)で防御率2.42を記録。今年34歳のウィーラーは、8月以降の10試合で防御率1.80、FIP2.39、相手打者のOPSを.538に抑え、ピークを迎えている。

 3位はブレーブスのクリス・セール。セールは18年のレッドソックスの世界一メンバーだが、ポストシーズン全体の成績はそれほど良くはない、しかし、今年は14年目のベテランにとって驚きの初めて尽くしの年。初の最多勝(18勝)と防御率1位(2.38)で、サイヤング賞もほぼ確実だ。

 以下、4位はアストロズのフラムバー・バルデス、5位はオリオールズのコービン・バーンズ、6位はパドレスのディラン・シース、7位はヤンキースのゲリット・コール、8位はパドレスのマイケル・キング、9位は、メッツのショーン・マナイア、10位はロイヤルズのセス・ルーゴとコール・ラガンズ。大谷翔平のドジャースからは一人も入っていない。対照的に宿敵のパドレスから2人も入っている。

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