田崎史郎氏 小泉進次郎氏が決選投票残れず「これが敗因」 理由に言及

日本テレビ社屋

　政治ジャーナリストの田崎史郎氏が27日放送の日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金後1・55）にリモート出演。自民党総裁選について解説した。

　過去最多の9人が立候補する大混戦。石破茂元幹事長（67）、高市早苗経済安全保障担当相（63）、小泉進次郎元環境相（43）による三つどもえの争いとなった。

　1回目の投票で過半数を獲得した候補はなく、石破氏と高市氏による上位2人の決選投票となった。当初、大本命との見方が強かった小泉氏は決選投票に残れなかった。

　田崎氏は、小泉進次郎氏の敗因について、党員票が伸びなかったことを指摘し「これが敗因ですね。高市さんは党員票がトップ、石破さんが得意とするところで高市さんに負けている」と分析した。

　また、高市氏について「意外だったのは国会議員票で72票もとられている。当初の見通しでは40票ほどと予想されていた。急に32票も乗ったということはどこかまとまった票が乗ったということではないかと思います」とした。