フジテレビ 合同会社「FCP」設立について説明 IP事業推進で収益最大化へ「成長を大いに期待できる」

フジテレビ

　フジテレビは27日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、持ち株会社のフジ・メディア・ホールディングス（FMH）との合同会社「フジ・コンシューマ・プロダクツ」（FCP）を新設することについて説明した。

　同局では、従来から放送番組や映画、アニメ、イベント等のマーチャンダイジング事業や、「ガチャピン・ムック」「チャギントン」といった同局保有のキャラクターを活用したIP事業を展開。「編成総局ビジネス推進局ライツ事業部」がその中核を担ってきた。今回、新たに同事業部と強固に連携した新会社を設立し、IP（知的財産）による収益機会の最大化を目指していく。

　港浩一は「今後の成長を大いに期待できる領域だと考えている。フジテレビが持つ、ガチャピンなどキャラクターのIP事業を推し進めるために設立する。収益化の最大を目指すのが今回の狙い」と説明した。