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大谷翔平獲得に携わったド軍編成本部長 世界一へ決意新た「これはステップ1だ。やるべきことを全てやる」

スポニチアネックス / 2024年9月27日 15時46分

<ドジャース・パドレス>地区優勝を決め記念撮影する大谷、山本らドシャースナイン(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ ドジャース7―2パドレス(2024年9月26日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、本拠でのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場。勝てば3年連続の地区優勝が決まる首位攻防3連戦最終戦で、7回に決勝の適時打を放つなど、3安打1打点の活躍。猛追する2位パドレスをかわしてチームはレギュラーシーズンのホーム最終戦で3年連続でナ・リーグ西地区優勝を決め、大谷にとっては悲願の初優勝となった。

 9回をコペックが締めて勝利が決定すると、大谷はガッツポーズでベンチを飛び出してナインと歓喜の抱擁。満面の笑みがこぼれた。その後は地区優勝を祝う記念Tシャツと帽子に着替えた。試合後、中継局のインタビューに応じたデーブ・ロバーツ監督は「本当にうれしい。選手を誇りに思う。この先は長い道のりだが、今日はお祝いだ」とうれしそうに話した。

 記念撮影が終わると、ナインはクラブハウスに移動。歓喜のシャンパンファイトが始まった。大谷は目を保護するゴーグルを手にしていたが、同僚から捨てるように言われたのか、ゴーグルを投げ捨てた。ロバーツ監督のかけ声で宴がスタート。指揮官がシャンパンの栓を抜くと、背後にいた大谷も一瞬で泡まみれとなった。同僚から集中攻撃を受ける場面もあったが、大谷は満面の笑顔を浮かべた。

 またも大谷が吠えた。7回にスミスが同点2ランを放ち、先発マスグローブをKO。なおも1死一、二塁で大谷に打席が回ると、左腕スコットに対し、1ボールからの2球目のスライダーを右前に運び、価値ある勝ち越し打を放った。一塁へ走りながら雄たけびを上げた大谷は、最近7戦で得点圏11打数10安打で打率.909、4本塁打、15打点と驚異の勝負強さを発揮した。さらにベッツが2点適時打を放ち、この回一挙5得点で突き放した。

 試合後には大谷がグラウンドに愛犬デコピンを連れて登場。真美子夫人と3ショットで記念撮影する場面もあった。大リーグ公式サイトは、真美子夫人が自らの携帯電話で大谷とデコピンの3ショットを自撮りする動画を公式Xで投稿。写真を撮る際はなかなかデコピンがカメラに目線を向けず、2人で見つめ合って笑う微笑ましい光景もあった。

 シャンパンファイトを終え、取材に応じた大谷は、この日に臨む気持ちを問われ「今日決めるんだという気持ちで球場に来ましたし、凄くうれしいです」とコメント。初のシャンパンファイトは「最高でした。まだまだ何回もできるように、今シーズンまだあるので頑張りたいと思います。(シャンパンが目に入り)ちょっと痛かったです。今後に影響がないくらいにやりました」と充実した表情で話した。

 また、7回の決勝打については「ヒットを打つことだけを考えて。他の打席と変えずに自分の打席に集中しようとしていきました」と振り返った。

 試合後に取材に応じたアンドルー・フリードマン編成本部長は「私は期待度の高さを好む。それらを享受する。人に期待されないよりは、情熱的に、多くの期待をしてもらった方がいい。私たちも自身に多くを期待している。これはステップ1だ。春季キャンプから話してきた通り、私たちの第1歩は地区優勝を飾り、Bye(ワイルドカードシリーズ免除)を勝ち取ることだった。それをやり遂げた。ここから(ワールドシリーズ制覇までの)11勝という究極の目標に向けてやるべきことを全てやる」と力強く話した。

 また、走塁中に右足首を負傷して途中交代したフリーマンについては「そこまで深刻に心配していない。慎重にはなるつもりで、今週末にプレーさせる理由はない。その必要がある事態にもなり得たが、(地区優勝をした今は)必要ない。彼がしっかりと休み、次の土曜日までに準備できるように留意する」と説明した。

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