田崎史郎氏 石破氏が新総裁に決まったワケを分析 「理由は2つあって」

日本テレビ社屋

　政治ジャーナリストの田崎史郎氏が27日放送の日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金後1・55）にリモート出演。自民党総裁選について解説した。

　石破茂元幹事長（67）と高市早苗経済安全保障担当相（63）との決選投票で、石破氏は215票、高市氏は194票を獲得。新総裁は、10月1日に召集される臨時国会で第102代首相に指名される。

　選挙戦は、石破氏、高市氏、小泉進次郎元環境相（43）が激しく競り合う構図となった。1回目の投票で過半数を獲得した候補は出ず、石破氏と高市氏の上位2人による決選投票となり、決選投票の結果、石破氏が新総裁に選出された。

　田崎氏は石破氏の当選について「2つあって、総選挙の顔にどちらがふさわしいか。誰だったら勝てるか。高市さんは保守票が固まるが無党派層はとれそうにない。穏健な保守も立民に奪われるかもしれないと。石破さんの方が幅広い国民の支持が得られるであろうと」と分析。

　「2つ目として、外交関係の不安、石破さんは今後ちゃんとできるかどうかわからないが、靖国参拝で無理したりすることはないだろうと。外交的な安定感を選んだということだと思う」とした。