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小林幸子 今年も“幸子米”収穫 新潟県中越地震から20年「新しい山古志ができてよかった」

スポニチアネックス / 2024年9月27日 16時14分

「小林幸子田」で山古志小の児童と稲刈りを行った小林幸子(撮影・高原俊太)

 演歌歌手の小林幸子(70)が27日、新潟県長岡市山古志地域の「小林幸子田」で、恒例の稲刈りを行った。山古志小の児童らと泥だらけになりながら作業し、約240キロのもみが出来上がった。

 2004年の中越地震で震度6強を観測し甚大な被害が出た同所で、復興の象徴として06年から行っている稲作。震災から20年という節目に「当時は二度と戻れないと思っていたけど、新しい山古志ができて本当によかった」と胸をなで下ろした。

 時折ぬかるみに足を取られ尻もちをつく場面もあったが、山古志小の児童8人と笑顔で作業を行った。親戚よりも顔を合わせることが多いという児童の姿に「会うたびに立派になって」としみじみしながら「歌い手はみんなに元気を与えるけど、ここに来ると元気のチャージができる」とニッコリ。

 収穫された米の一部は能登半島地震の被災地にも支援する予定で「自然災害はどうにもできないけど、少しでも力になりたい」と語りかけた。

 また、71歳の誕生日を迎える12月5日には、新潟県民会館で「60周年記念ふるさと凱旋公演~ラスボスのキセキ~」を開催することを発表。誕生日にふるさとでコンサートを行うのは初めてで「感謝の気持ちでいっぱい」と語った。

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