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新大関・大の里が第二の故郷・新潟県糸魚川市に凱旋「相撲のことは一切忘れてリフレッシュしたい」

スポニチアネックス / 2024年9月27日 18時4分

糸魚川市役所を訪問した新大関・大の里(右)と十両・欧勝海(撮影・前川 晋作)

 秋場所で2度目の優勝を果たした新大関・大の里(24=二所ノ関部屋)が27日、新潟県の糸魚川市役所を訪問し、米田徹市長らに優勝と大関昇進を報告した。

 大の里にとって糸魚川市は、能生中と海洋高で中高6年間を過ごした“第二の故郷”。同じ海洋高出身で石川県津幡町出身の同郷でもある1学年後輩の十両・欧勝海(23=鳴戸部屋)とともに訪れた。1学年先輩の幕内・白熊(25=二所ノ関部屋)と十両・嘉陽(25=中村部屋)も出席する予定となっていたが、ケガのため無念の“休場”となった。

 大関としての初仕事。昇進伝達式からまだ2日しか経っておらず「大関」と呼ばれることについては「まだ慣れていない」という。この日午後3時半過ぎ、糸魚川市役所に到着すると職員ら約100人の大歓迎を受けた。第二の故郷に凱旋した大の里は「場所休みなので、相撲のことは一切忘れてリフレッシュしたい」と話した。

 来週からは秋巡業が始まり、ほとんど休みがないまま九州入りして新大関場所を迎える。「つかの間の休息、ゆっくり休んでおいしいもの食べて、来週から九州場所に向けて再始動したい」。糸魚川市役所訪問後は、中高6年間を過ごした能生中・海洋高相撲部の寮「かにや旅館」に泊まる予定。「土台を作ってくれた場所」という原点に帰り、英気を養うつもりだ。

 あす28日には、同校出身の関取4人が描かれた「えちごトキめき鉄道」のラッピング車両お披露目イベントに出席する。「大関として初めてのイベントなのでワクワクしています。また次に向けて頑張る活力になればと思います」と胸を高鳴らせた。

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