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巨人・浅野翔吾 押し出し四球選んで渾身のガッツポーズ 4年ぶりV王手へチーム一丸

スポニチアネックス / 2024年9月27日 20時14分

<巨・中>6回、浅野は押し出し四球を選びガッツポーズ (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人―中日(2024年9月27日 東京D)

 巨人の浅野翔吾外野手(19)が27日の中日戦(東京D)で「7番・右翼」に入って2試合ぶりにスタメン復帰。貴重な追加点となる押し出し四球を選び、チームが苦しめられてきた相手先発右腕・梅津を降板に追い込んだ。

 0―0のまま迎えた6回、主砲・岡本和が通算1000安打達成となる適時打を中前に放ち、待望の先制点。なおもつないで1死満塁で浅野に打席が回ってきた。

 すると、浅野は3球で2ストライクと追い込まれながらもファウルで粘り、9球目の真ん中低め152キロにピクリともせず見送って押し出し四球。大きな追加点をもぎ取ると、渾身(こんしん)のガッツポーズも見せた。

 浅野は「2番・右翼」で先発出場した21日の広島戦(マツダ)で8回に小園の右前打を後逸して逆転負けにつながる痛恨の適時失策。

 雨中での一戦となった25日のDeNA戦(横浜)では2回に先発右腕・戸郷が右飛に打ち取った先頭の4番・オースティンの当たりに目測を誤り、慌てて戻った際に足を滑らせて転倒して三塁打とし、戸郷が連続四球と乱れて無死満塁のピンチを招いていた。

 前日26日のDeNA戦(横浜)では8月13日の阪神戦(東京D)以来33試合ぶりにスタメンを外れてベンチスタート。最後まで出番はなかったが、試合前には阿部監督から実演も交えながら約5分間にわたって直接打撃指導を受け、現役時代に名手として知られた亀井コーチからは外野守備を徹底指導されていた。

 この日は5回の第2打席で中前打もマーク。守備も無難にこなしている。

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