中畑清氏 巨人・浅野翔吾の満塁フルカウントでの見送り方を称賛「おみそれしました（笑い）」

＜巨・中＞6回、浅野は押し出し四球を選びガッツポーズ　（撮影・西川祐介）

　◇セ・リーグ　巨人３―１中日（2024年9月27日　東京D）

　元DeNA監督の中畑清氏（70）が日本テレビ系列の中継で解説を務め、0―0の6回2死満塁で押し出し四球を選んだ巨人の2年目・浅野翔吾外野手（19）を称賛した。

　フルカウントから梅津が投じた150キロ超の直球を2球ファウルにした浅野。最後は低目の152キロ直球を見送り、先制の押し出し四球を選ぶと雄叫びを上げた。

　中畑氏は「素晴らしい」とすぐに称賛した。

　「最後、ピクともしなかった。あれは簡単に見逃せない。この歳で、この状況を考えたら手を出しても仕方ないボール。それを毅然として見送った。おみそれしました」と冗談も交え、闘志を前面に出しながらも落ち着いて先制点をもぎ取った浅野の打席を褒めた。