ブラサカ寺西一“魅力”伝える 「もっと多くの方に…」 浦和レッズ後援会主催の研修体験会に参加
スポニチアネックス / 2024年9月27日 22時25分
浦和レッズ後援会主催の「日本ブラインドサッカー協会・研修体験会」が27日、さいたま市内で行われ、21年東京・パラリンピックでブラインドサッカー日本代表の寺西一(34)が講師として参加した。
「楽しんで体験をしていただけたので、非常に良い機会を我々にとってもいただけた。こういう体験をみなさんにやっていただくことを通じて、もっと多くの方に広まってくれたらいいかなと思う」
浦和の田口誠社長や清水勇人さいたま市長らが参加。アイマスクをしながらの歩行や4チームに分かれてボールを使ったゲームを行うなど、和気あいあいとした雰囲気だった。
研修体験会の趣旨は主に2つあるという。
(1)障がいを持った人が直接教えることによって、視覚障がい者に持った偏見を超える良い出会い、障がい理解
(2)見えない状態での話し方、受け取り方、気づきなどのコミュニケーション
約15年、日本ブラインドサッカー協会が行っている小中学校向けの出張授業で、誰よりも参加しているのが寺西だという。目が見えないが、受講者の反応や空気感で、どんなかけ声、説明をしたらいいのかを理解し、発信している。
今回の対象は大人。新たな発見については「競い合うってなったときの一体感や集中力は、すごく皆さんの団結力を感じた。常日頃から一つの目標とかに向かっていく力のある方々の集まりなんだろうなと感じた」と話した。
04年からブラインドサッカーを始め、21年東京・パラリンピックでは日本代表として出場した。競技の魅力を、こう語る。
「サッカーのコートの中は自由に走り回れる。それは自分のたちの力だけではなくて、ゴールキーパーだったり監督だったりという人からの情報がある。相手もリスペクトして安心して自由に走り回ることができる。このお互いを信頼することだったり、自由度の高さっていうところが魅力かなと思う」
今後への思いも明かした。「競技者だったり、サポートしている人だったりが自分たちの言葉で魅力を伝えたり、体験する機会を作っていくことを、もっともっと、こっち側から仕掛けていかないといけないと思う。自分たちから、しっかりメッセージを持って活動していくことが大事かなと思う」。寺西の歩みは、これからも続く。
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