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元K-1・3階級制覇王者・武尊が復帰戦で逆転のKO勝ち ONE初勝利でバク宙披露

スポニチアネックス / 2024年9月28日 0時29分

勝利のバク宙を見せた武尊。(C) ONE Championship

 ◇ONE Friday Fights 81 フライ級キックボクシング 武尊―タン・ジン(2024年9月27日 タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム)

 元K-1・3階級制覇王者でISKA世界ライト級王者の武尊(33=team VASILEUS)がONE2戦目でタン・ジン(19=ミャンマー)と対戦し、2R2分47秒、左右の連打でKO勝ちし、ONE初勝利を収めた。

 最初に発表された相手は“タイの黒豹”と呼ばれるブラック・パンサー(24)だったが、試合まで3週間を切ったところでケガのため欠場が決定。相手はタン・ジンに代わった。1月の大会も当初はロッタン・ジットムアンノン(27=タイ)と対戦予定だったが、ケガによりスーパーレックに変更となっていた。素手で殴り合うラウェイ出身のタン・ジンとの対戦に「アグレッシブな選手。前に出てくるからかみ合う」と打ち合いを示唆していた。

 1R、カーフキックでダメージを与え、パンチも当たり始めていた矢先の2分20秒だった。タン・ジンの大振りのパンチに真っすぐ下がると、予想外に伸びて来たフックを顔面に浴びて倒された。

 2Rは「(相手は)思ったよりパンチがあったので作戦を変えた」とギアを入れ替えた。すると50秒すぎに左フックが当たり、そこから武尊ペースとなった。左右のパンチを中心に攻め、残り50秒を切ったところで左前蹴りをボディーに浴びせてダウンを奪った。なんとか立ったタン・ジンに足を止めて左右のパンチを浴びせて2度目のダウンを奪うと、相手は立つことができなかった。勝利が決まると、武尊はコーナーに駆け上がり、バク宙を披露した。

 1月はスーパーレックに膝を破壊され、0-3の判定負け。「2連敗はできない。泥臭くても勝ちをつかみ取りたい」と必勝を期して臨んでいた。1Rのダウンについては「フラッシュ気味だったのでそこまでダメージはなかったんですけど。ケガ明けの試合ということで脚の心配をしすぎた」と反省。「修正します」と前を向いた。

 インタビューが終わるとONEフライ級ムエタイ王者のロッタンがリングに上がってきた。武尊が「戦おうじゃないか」と呼びかけると、2人は額をこすりつけて闘争心をぶつけ合った。ロッタンは次戦が決まっているが、そこをクリアすれば両者が対戦することが濃厚な状況となった。

 大会をライブ配信したU-NEXTで解説を務めた元K-1ワールドMAX王者でタレントの魔裟斗(45)は「効かせた後にうまく料理した。左のジャブは今までに出なかった。8カ月で成長した」と武尊の進化を認めていた。

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