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車いすテニスパラリンピック覇者・小田凱人が完勝発進 異次元!サーブ200キロ宣言「いけると思う」

スポニチアネックス / 2024年9月28日 4時31分

<テニス・ジャパンオープン第3日>車いすテニス男子シングルス1回戦、ストレート勝ちの小田凱人(撮影・小海途 良幹)

 ◇男子テニス 木下グループ・ジャパン・オープン第3日(2024年9月27日 東京・有明テニスの森公園)

 車いすの部が開幕し、シングルス1回戦でパリ・パラリンピック覇者で世界ランキング1位の小田凱人(18=東海理化)が世界55位の中国選手に6―0、6―0で完勝し、2年連続2度目の優勝へ好発進した。準決勝は真田卓(39=TOPPAN)と対戦する。健常者のダブルス1回戦では西岡良仁(29=ミキハウス)上杉海斗(29=江崎グリコ)組が敗退した。

 パリ・パラリンピック後の初戦となった小田は1ゲームも失わない完勝だった。雨天で屋内コートに変更され、無観客。寂しい環境となったが「しょうがない。勝負は明日(の準決勝)とあさって(の決勝)。この2試合が面白くなるので、たくさんの人に見てほしい」と切り替えた。今後は車いすの部では異次元となるサーブで200キロを目指すことも宣言。現在は最速174キロで「最初は110~120キロぐらいだった。このまま上がり続ければいけると思う」と自信を見せた。

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