阪神・大竹 マツダ不敗神話は継続 尻上がりに調子を上げ7回2失点粘投も「初回抑えていたら勝てた」

＜広・神＞7回途中で降板する大竹（撮影・須田　麻祐子）

　◇セ・リーグ　阪神2―3広島（2024年9月27日　マツダ）

　阪神の大竹は7回途中6安打2失点と試合をつくった。初回2死二、三塁から坂倉に右前2点適時打を浴びて先制点を献上。立ち上がりでつまずいたものの、尻上がりに調子を上げた。

　バックの好守にも助けられ、追加点は与えなかった。1点劣勢の7回1死一、二塁のピンチで降板。そのまま試合が終われば過去7戦7勝のマツダスタジアムでの連勝がストップの危機も、打線が8回に同点に追いついて黒星も消えた。

　今季投球回は139回2/3で、目標にしてきた規定投球回到達は厳しくなった。試合後は「大事な試合という気持ちも強く、力みになりボールを操れなかった。2失点で良かったと思うのか…初回抑えていたら勝てた。責任は大きい」と厳しい表情で振り返った。