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能見篤史氏 痛い負けも阪神逆転Vの可能性はゼロじゃない 選手は気負うことなく最後まで戦ってほしい

スポニチアネックス / 2024年9月28日 5時16分

<広・神>ファンへのあいさつを終え、引き揚げる村上(右から2人目)ら(撮影・須田 麻祐子)

 ◇セ・リーグ 阪神2―3広島(2024年9月27日 マツダ)

 【能見篤史 視点】阪神は相当に痛いサヨナラ負けだ。延長12回、引き分けが濃厚という状況の中で、失策からピンチを招き、今季初のリリーフ登板となった村上が、代打・末包にサヨナラ打を浴びた。

 村上の悔しさはよく分かる。試合後には涙を浮かべていた。負けられないこの試合の意味も、勝つためにいい投手をつぎ込むという継投で自分の置かれた立場も、いずれも理解して延長11回から持ち味を発揮していた。敗戦という結果となったが、村上が責任を背負う必要はない。次に向けて切り替え、経験という財産につなげてほしいと思う。

 試合の流れとしては7回に佐藤輝の本塁打で反撃し、8回に森下が同点打。だが、9回に相手のミスによる無死一、三塁という、もらったチャンスで、追い越せなかったことが結果的に響いた。

 巨人のマジックが「1」となった。2022年のオリックスを思い出す。残り2試合でソフトバンクがマジック1という状況から連敗と連勝でオリックスが逆転優勝を果たした。選手は気負うことなく、自然体で戦っていた。阪神も可能性はゼロじゃない。準備を含め、やるべきことをしっかりやって、最後まで戦ってほしい。佐藤輝も森下も可能性を信じてバットを振るしかない。 (スポニチ本紙評論家)

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