藤本美貴「凄い嫌でしたね」 今だから言えるモー娘。加入当時の心境「お互い難しい感情だった」

藤本美貴

　タレントの藤本美貴（39）が28日放送のTOKYO FM「川島明 そもそもの話」（土曜後5・00）にゲスト出演。2003年に第6期メンバーとしてモーニング娘。に加入した当時の心境を振り返った。

　02年3月に「会えない長い日曜日」でソロ歌手としてCDデビューし、年末にはNHK紅白歌合戦に出場。紅白終了後に事務所に呼ばれ、プロデューサーのつんく♂からモーニング娘。加入を告げられたという。

　番組パーソナリティーの麒麟・川島明が「えっ今から？ソロで結果出して、この人はソロで頑張っていく人だとなったのに、今から集合させられるの？（と思った）」と当時の感想を口にすると、藤本も「私も“えっ今から？”と思いました」と笑う。「ソロで頑張って紅白も出られて、来年も頑張ります！っていう気持ちでいるのに、えっという感じでした」と戸惑ったことを明かした。

　「“うれしいです”って言ってましたけど正直嫌でしたね。当時は凄い嫌でしたね」と今だから言える率直な気持ちを語り、「できあがっているところに入っていく大変さと、向こうのモーニング娘。自体も新人から入ってくるのはあってもデビューしてる子が入ってくるのは私しかいないので。お互い難しい感情だったとは思いますね」と回顧。

　「当時は起爆剤としてと言われていた。ごっちん（後藤真希）も中澤（裕子）さんも卒業して、保田圭ちゃんも卒業の時に入ってますね」と当時のグループを取り巻く状況を振り返ると、川島も「つんく♂さんはその化学反応を見たかったんでしょうね」とプロデューサーとしての考えを想像していた。