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引退試合の浅倉カンナ 女王・伊沢に判定負け「最高の格闘家人生でした」 グローブ置きリングに別れ

スポニチアネックス / 2024年9月29日 17時57分

<浅倉かんなー伊沢星花>引退試合で浅倉(左)は伊沢のタックルをなんとかこらえる(C)RIZIN

 格闘技イベント「RIZIN48」は29日、さいたまスーパーアリーナで行われた。

 今大会で引退する浅倉カンナ(26=THE BLACKBELT JAPAN)は49キロ契約で無敗の女王の伊沢星花(26=Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)と対戦。序盤から伊沢にタックルでテークダウンを奪われ、パンチをもらう。2ラウンド(R)もテークダウンを許し、首がきまりそうになりながらも何とかしのぐ。最終Rにはパンチの打ち合い、テークダウンしてからのパンチを上から打ち込み、意地を見せた。

 引退試合は判定0―3で敗戦。リングで行われた引退式では榊原信行CEOから引退メダルを受け取り、家族からは花束をもらい、「きょうの試合でいろんな意見があって私はSNSで発言するのが苦手で試合で結果を出そうとしたが伊沢選手が強かったです。(伊沢)星花ありがとう。自分はRIZINに立てて格闘家としていい人生を過ごせました。最高の格闘家人生でした」とみんなに感謝の気持ちを表明。10カウントゴングを聞き、グローブをリングにそっと置き格闘家としての人生に幕を下ろした。

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