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【ジャパンOP】錦織は4強逃すも復活へ手応え「今までで一番いい1週間。トップ10に近づいた」

スポニチアネックス / 2024年9月29日 21時48分

錦織圭(撮影・小海途 良幹)

 ◇男子テニス木下グループ・ジャパン・オープン第5日(2024年9月29日 有明テニスの森公園)

 シングルス準々決勝が行われ、世界200位の錦織圭(34=ユニクロ)が世界14位のホルガー・ルネ(21=デンマーク)に6―3、2―6、5―7で競り負け、前回出場で準優勝した18年大会以来6年ぶりの4強入りを逃した。次戦は上海マスターズ(10月2日開幕)に主催者推薦で出場予定だ。

 フルセットにもつれた2時間16分の激戦が終わると、錦織は手に膝をつき、うなだれた。6年ぶりに出場した国内ツアー大会は準々決勝で敗退。それでも満員の観衆の前で3試合を戦い「タフな相手といい試合を3試合できた。安定したプレーをできたし、今までで一番いい1週間を過ごせた。自分自身のレベルを上げることができたと思う」と手応えを口にした。

 世界14位のルネを追い詰めた。第1セットは第2ゲームで先にブレークに成功して先取。相手がギアを上げた第2セットは第5ゲームから4ゲーム連取されて落としたが、第3セットは第7ゲームで先にブレークして主導権を握った。だが、第9ゲームでマッチポイントを生かせずに流れを失うと、第10、12ゲームでブレークを許して逆転で屈した。

 凡ミスは相手より14本少ない32本に抑えたが、ウイナーの数は17―39と圧倒されて力負け。錦織は「ルネが第2、第3セットでレベルを上げてきた。最後が足が動いてくれず、簡単なミスも出てしまった。まだまだ体力不足。バネのなさが最後に出た。相手が良かったのもある。それは認めざるをえない」と振り返った。

 今大会は1回戦で元世界3位のチリッチ(クロアチア)をフルセットの末に撃破。2回戦では世界29位のトンプソン(オーストラリア)に快勝した。

 開幕前には「世界ランク100位以内には全然入れるなというのはあるが、まだトップ10には到底勝てないところにいる」と現状を自己分析していたが、この日は一転。「3試合通してかなりいいフィーリングがあり、トップ10にだいぶ近づいた。正直、トップ10に到底勝てないとは心の中ではあまり思っていない。どっかで(トップ10に)行けるんじゃないかと思いながら、口に出しちゃいました。それは申し訳なかった」と本心を明かして笑いを誘った。明るい表情と、冗舌な語り口が、明るい未来を予感させた。

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