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日本ハム・伏見 復帰即代打で2点二塁打!CSも任せろ「結果出せてよかった」

スポニチアネックス / 2024年9月30日 6時3分

<日・ソ>7回、2点適時二塁打を放ちポーズを決める伏見(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ 日本ハム2―6ソフトバンク(2024年9月29日 エスコンF)

 頼れる男が帰ってきた。腰痛で離脱していた日本ハム・伏見寅威捕手(34)が29日のソフトバンク戦で1軍復帰。4点を追う7回2死一、二塁で代打で登場すると、左中間を破る2点適時二塁打を放った。8回守備からマスクをかぶり、2投手をリード。オリックス時代にポストシーズンの戦い方を熟知するベテラン捕手が、6年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)での躍動を誓った。

 久しぶりの歓声が心地よかった。4点を追う7回2死一、二塁だ。「代打・伏見」がアナウンスされると、本拠地移転後最多となる3万7527人から地鳴りのような声援が送られた。ファンも、伏見自身も待ちわびた1軍復帰戦。歓声に後押しされるように、即快音を響かせた。

 「久しぶりだったが、チームも負けていた。ずるずるいくわけにはいかんと。チャンスの場面だったので積極的にいきました」

 カウント1―1から、2番手・大山の133キロ低めスライダーを捉えた。体勢を崩されながらも左手一本で運び、左中間を破る2点適時二塁打。「大事な時期に離脱して申し訳なさもあったので、結果を出せて良かった」と、一時2点差に迫る一打に感慨を込めた。

 今月18日のソフトバンク戦で先発出場も腰痛を訴え、大事を取って6回の守備から途中交代した。過去にも腰を痛めたことはあったが「ちょっと違った痛みの出方だった」と振り返る。道内で療養し、この日に最短で復帰。8回からはマスクもかぶり、2投手をリードし「動けたというのは良かった」と、万全をアピールした。

 伏見の離脱中に今季2位が確定し、CS本拠地開催が決定。オリックス時代に短期決戦の戦い方を熟知する男は「スーパープレーや、ファインプレーができないと勝てないわけではない。基本的なことができるか、できないかが勝負だと思う」。帰ってきた男が、CSからの逆転日本一へと導く。(清藤 駿太)

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