U19日本代表、U20アジア杯出場権獲得 予選開催国キルギスとドローも得失点差でI組首位確定

U－19日本代表・船越監督（撮影・西海健太郎）

　◇サッカーU―20アジア杯中国大会予選I組最終第3戦　日本1―1キルギス（2024年9月29日　キルギス・ビシケク）

　28年ロサンゼルス五輪世代のU―19日本代表が、来年のU―20アジア杯中国大会の出場を決めた。ともに開幕2連勝で迎えた開催国キルギスとの最終第3戦を1―1で引き分けたが、得失点差で同国を上回りI組首位が確定。各組首位に与えられる出場権を獲得した。

　船越優蔵監督（47）が率いる日本は序盤から相手の守備に阻まれ、なかなかネットを揺らすことができない。前半40分にはFW神田奏真（川崎F）が左足でシュートを放つもGK正面。0―0で試合を折り返した。

　先に主導権を握りたかったが、後半2分に左サイドで隙を突かれ先制を許した。それでも同5分、DF高橋仁胡（C大阪）が蹴った右CKの浮き球を相手GKが捕球に失敗。こぼれ球を神田が押し込み、ゴールラインを割って同点となった。その後も決定機で得点できず1―1のまま試合終了。28年ロサンゼルス五輪を目指す世代の本格始動となった今回の予選は2勝1分けで終えた。

　▽U―19日本代表のキルギス戦メンバー

＜先発＞

GK　23　荒木琉偉（G大阪ユース）

DF　21　布施克真（日大藤沢高）

DF　5　市原吏音（大宮）

DF　4　喜多壱也（京都）

DF　3　高橋仁胡（C大阪）

MF　6　小倉幸成（法大）

MF　8　保田堅心（大分）

MF　7　佐藤龍之介（FC東京）

MF　11　平賀大空（京都）

MF　20　西原源樹（清水）

FW　9　神田奏真（川崎F）

＜控え＞

GK　　1　中村圭佑（東京V）

GK　12　後藤亘（FC東京U―18）

DF　　2　本間ジャスティン（横浜）

DF　15　塩川桜道（流通経済大）

DF　16　池田春汰（筑波大）

DF　19　中光叶多（中大）

MF　10　大関友翔（福島）

MF　14　中島洋太朗（広島）

MF　17　中川育（流通経済大）

MF　18　広井蘭人（筑波大）

FW　13　井上愛簾（広島）

FW　22　横山夢樹（今治）