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麻倉未稀 自身と同じ乳がん公表の梅宮アンナに敬意とエール 「私たちも勇気づけられる」

スポニチアネックス / 2024年10月1日 20時12分

<ピンクリボンフェスティバル2024 オープニングナイト 麻倉未稀ライブ&トークショー>パワフルな歌声を披露する麻倉未稀(撮影・小渕 日向子)

 歌手の麻倉未稀(64)が1日、東京・浜離宮朝日ホールで「ピンクリボンフェスティバル2024 オープニングナイト 麻倉未稀ライブ&トークショー」に出席。乳がん闘病のタレント梅宮アンナ(52)にエールを送った。

 梅宮は、7月上旬に乳がんの一種の希少がん「浸潤性小葉がん」と診断され、ステージは3A。7月末から抗がん剤治療を開始し、現在闘病中だ。

 自身もテレビ番組の人間ドッグがきっかけでステージ2の乳がんの診断を受けた経験がある麻倉。梅宮ががん公表直前にテレビ番組で共演していたという。「麻倉さんも本当にお元気になられて」という梅宮の言葉に「お父さんもがんで亡くなられているということもあるので、多感になってらっしゃるのかなと思った。もしかしたら、その時にはもうすでに違和感を感じてらしたのかな…分かんないですこれは…」と共演時を振り返った。

 抗がん剤治療を続けながら病と闘う梅宮の姿に「凄く気丈にしていらっしゃる。周りにがんになられた方がいて、それを見ていらっしゃる。多感して自分を見て、自分がどういう風にしたら良いかを考えているのは、凄く素晴らしい。凄く頭の良い方だなと思います」と敬意を示しながら、「なかなか公表はできないですし、公表してくださることが、私たちも勇気づけられる。本当にありがたいことだと思っています」と一つ一つ丁寧な言葉でエールを送った。

 歌手である麻倉ができるのは“歌”で元気や勇気を与え続けること。自身も乳がんの経験を経て「歌においてもいろいろなことを学ばさせてもらった」という。

 経過観察中ではあるが「(がんと)共存していかなければならないと常に思っている。毎日楽しいなと思えることを考えることが前向きになれる。泣きたい時は泣いて、笑いたいときは笑うことが、精神的に良いことだと思う」と語り、がんと戦っている仲間へ「がんになることは悪いことではない。人生一つ一つを諦めることなく、輝かしい人生を送ってくだされば」と語った。

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