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主将が「ヘッド禁止」破って神走塁!敦賀気比が11得点で初戦突破「頭から行こうと」

スポニチアネックス / 2024年11月21日 14時37分

<沖縄尚学・敦賀気比>5回、長谷川の勝ち越しとなるスクイズで生還する敦賀気比・岡部(左)=撮影・松永 柊斗

 ◇明治神宮野球大会高校の部2回戦 敦賀気比11―5沖縄尚学(2024年11月21日 神宮)

 敦賀気比(福井)が沖縄尚学(沖縄)を11―5で制し、準優勝した15年以来9年ぶりに初戦を突破した。

 「1番・遊撃」の岡部飛雄馬(ひゅうま=2年)が本塁打を含む2安打3打点と活躍した。

 5回1死二塁で右前打を放つと、6回1死一、二塁では右翼席への3ランを放ち、「ビックリしました。僕はホームラン打者ではない。安打を打ちにいった結果です」と振り返った。

 走塁でも光った。5回1死一、三塁での三走として投手前へのスクイズに頭から本塁に飛び込み、間一髪のタイミングで左手でホームベースをタッチする「神走塁」を披露。「スライディングならアウトだったと思うので、頭から行こうと思いました」と胸を張った。

 チームでは故障防止として「ヘッドスライディング禁止令」が伝えられている。主将がその規則を破って得点を奪い、「1点を取りにいきました」と笑顔を見せた。

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