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稲葉篤紀氏 連勝記録まで背負う侍ジャパン井端監督は「かわいそう」連勝報道は「凄いプレッシャー」

スポニチアネックス / 2024年11月23日 13時10分

プレミア12・オーストラリア戦で始球式を行う稲葉篤紀氏(撮影・光山 貴大)

 元侍ジャパン監督で日本ハムの稲葉篤紀2軍監督(52)が、23日放送のテレビ朝日「中居正広の土曜日な会」(土曜前11・30)に出演。侍ジャパンの井端弘和監督(49)にエールを送った。

 前回2019年のプレミア12で侍ジャパンを優勝に導いた稲葉氏は、中居から「どんな目線で見ているんですか?」と問われ「監督目線で見ているので、井端監督が凄く気になっています。その気持ち凄く分かるよ、とか」と明かした。

 今大会のキューバ戦前には井端監督から電話があったことも報告。「どうしたの?って言ったら“いやいや、特に何もないんですけど、監督ってこれだけ大変なんですね”って」と会話の一部を明かした。

 侍ジャパンの監督業の大変さについて「監督って(周囲に)話せないんですよ。コーチにも話せないことっていっぱいあって、監督だからこそ、この心境分かってもらえますよねとか、こういう考え方わかってもらえますよね、とか」と説明した。中居から「監督って孤独なんですか?」と問われると「孤独です」と断言した。

 侍ジャパンは稲葉監督が監督を務めた2019年のプレミア12・米国戦で敗れてから国際大会26連勝中。稲葉氏は連勝中のチームの雰囲気を問われると「いいですよ」としつつ「(連勝中と)報道されるじゃないですか。凄いプレッシャーがかかるんですよ。連勝しなきゃいけないみたいな感じになってしまう」と本音も明かした。

 プレミア12、東京五輪で優勝に導いた自身が侍ジャパン監督の時は「負けてもいいから、とにかく世界一になろうと。(1つ)落としてもいい。それくらいの余裕を持ってやろうよ」と臨んでいたという。しかし、連勝が続く現在の侍ジャパンについては「こうやって煽ると、勝たなきゃいけない。かわいそうかなと感じます」と井端監督を思いやった。

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