斎藤元彦知事 既存メディア&SNSに私見「いずれも大事なメディア」「共存していく社会になるのでは」
スポニチアネックス / 2024年11月23日 16時20分
兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦知事(47)が、23日放送の読売テレビ「ウェークアップ」(土曜前8・00)のインタビューに答え、選挙戦でのSNS戦略やメディアの今後について私見を語った。
自身のパワハラなど疑惑を告発する文書をめぐる問題で、県議会から不信任が決議され、自動失職した斎藤氏は、強烈な逆風の吹く中で出直し選挙へ出馬。駅で1人立ちでのあいさつから、告示後にはSNSを駆使した戦略で関心を集め、最後には大きなうねりになった。リードが伝えられた元尼崎市長の稲村和美氏を最終盤で逆転した。
選挙戦では、公選法や放送法で報道が制限される既存メディアと対照的に、自由度が高いSNSを活用。陣営は演説の模様を様子をライブ配信したり、「#斎藤知事がんばれ」といったハッシュタグ飛び交ったりと、情報を発信し続けた。キャスターの中谷しのぶアナウンサーから、大きなうねりに変わったきっかけを問われた斎藤氏は、「SNSという見方もあるんですけど、それも一つの自分の活動を発信していくということで、見ていただいている方が集まっていただいたりということもあった」と返答。あくまで直接、政策を有権者に伝えられたことが大きかったと自己分析した。
SNS上に飛び交う内容には、事実確認が不十分と指摘されたものも多い。中谷アナから「告発文書自体がねつ造だったのではないかとか、斎藤さんが既得権益に立ち向かって行って、陥れられたとか、そういう発信も広がっていった。SNSのそういった指摘にはどういう認識か」と問われると、斎藤氏は「SNSでの誹謗中傷ということは、やはり冷静にやっていかなければいけない」と返答。「今回の件については、テレビや新聞だけではなくて、SNS、XとかYouTubeとかいろんなものを見られて、自分自身で判断されたことが大きかったと思いますね」と続けた。
テレビや新聞、ラジオといった既存メディアと、SNSを活用した新メディアの対立をあおる声もSNS上にあふれ返る。斎藤氏は「いずれも大事なメディア。テレビとか新聞は、それぞれの記者さんとか報道の方が取材を重ねて、視聴者の皆さんに伝えることを発信してきたと思う」とし、「SNSは誰でも発信できる、自由さがあるというところで、違うこの2つがうまく共存していく社会になるのではないか」と見通した。
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