神戸・宮代 昨年の川崎Fに続き“個人連覇”「もう一回獲りたいというのはあった」殊勲決勝ゴール
スポニチアネックス / 2024年11月23日 18時20分
◇天皇杯決勝 神戸1-0G大阪(2024年11月23日 国立競技場)
第104回天皇杯決勝は23日に国立競技場で行われ、神戸がG大阪を1-0で下し、19年度大会以来5大会ぶり2度目の頂点に立った。
71大会ぶりの関西勢同士の決勝。0-0で迎えた後半19分に神戸が先制ゴール。GK前川のロングボールを佐々木が受けて、大迫がつなぐと、武藤が左サイドを突破しクロスを供給。こぼれ球を宮代が押し込んだ。その後はG大阪の反撃を受けたものの、全員が体を張った守備で最後までゴールを許さず逃げ切った。
試合後、決勝ゴールの宮代は「最初はサコ君(大迫)がヨッチ君(武藤)に出した後、中でもらおうと思った。観客の声もあってなかなか声が届かなかった。でもそれがゴールにつながりましたし、それを受けようとしたことであそこにボールが転がった。結果論ですけど良かったと思います」と殊勲のシーンを振り返った。
昨年まで川崎Fでプレーした宮代にとっては個人連覇だ。「個人としてももう一回獲りたいっていうのはありましたし、また全く違った気持ちで決勝を迎えた」というが、「やっぱりチームが変わっているのもありますし、そこですね」と、移籍したことで新たな心境で挑めたことが大きかったようだ。
最後は「自分が成長してきたのはいろんな人の支えがあったからですし、サポーター、支えてくれている方々にタイトルを獲れたというのは恩返しにはなったのかなと思います。またしっかりみんなで勝っていきたいと思います」と締めくくった。
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