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ロッテのドラ6立松「石伊(中日4位指名)に聞きながら捕手の練習を…」汎用性の高さで好機つかむ

スポニチアネックス / 2024年11月23日 19時37分

子どもたちと記念写真に納まる中日ドラフト4位の石伊(左)とロッテドラフト6位の立松(撮影・長嶋 久樹)

 ロッテからドラフト6位指名された日本生命・立松由宇内野手(25)が、大阪市都島区の桜之宮野球場で行われた社会人野球3チームによる野球教室に参加した。

 「純粋に野球を楽しんでいる子供たちとふれあうことで心も浄化されました」。実技の指導に加えて、子供たちから繰り出される質問にも笑顔で応対した。

 ドラフト直後は25歳という年齢などを考慮し「一時保留」とし、熟考を重ねていたが18日、契約金4000万円、年俸1000万円で仮契約を結んだ。

 「手堅くいくのは分かるけど、挑戦する人生もアリだぞ」。父親の一言で背中を押されたという。

 「やはり日本の野球界のトップのレベルを肌で感じてみたい」という自分の気持ちにも素直に従った。

 本職の一塁手以外にも捕手をはじめ、さまざまなポジションにも対応するユーティリティーを持ち合わせている。

 「1年目、2年目は正捕手を務めていたので、その経験を生かして挑戦していきたい、今は(中日4位指名の)石伊捕手に聞きながらイチから捕手の練習も始めているところです」。球団からもポリバレントな能力を期待されているという。

 「今はスッキリとしてやるぞという気持ち」と迷いなく語った立松、25歳ルーキーの挑戦に注目だ。 (長嶋 久樹)

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