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【プレミア12】早川隆久 5回1死も奪えぬ大乱調…100球7四球で降板 投手陣温存の“使命”果たせず

スポニチアネックス / 2024年11月23日 20時47分

<日本・台湾>5回、押し出し四球を出し降板する早川(撮影・西川 祐介) 

 ◇WBSCプレミア12 スーパーラウンド第3戦 日本―台湾(2024年11月23日 東京D)

 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」で大会連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は23日、スーパーラウンド3戦目(東京ドーム)で台湾と対戦。先発の早川隆久投手(26=楽天)が3点リードで迎えた5回に乱れ、4つの四球を出すなど2点を返されたところで1死も奪えず降板した。4回0/3で100球を投げ7四球3失点だった。

 決勝戦の“前哨戦”となった台湾との一戦。投手陣を“温存”するため、できるだけ長いイニングを投げることが大きな使命となっていた早川は、4回までは制球に苦しみながらも1失点と踏ん張ってきたが、5回に大きく乱れた。

 先頭の9番ジャン・ジェンユにいきなり四球を与えると、1番チウ・ジーチェンにも四球を与え、2番のリン・リーに中前適時打を許した。さらに3、4番に連続四球を与え押し出しでこの回2点目を失うと、たまらず日本ベンチから井端監督が飛び出し降板となった。

 5回だけで4四球を出し、1死も奪えず交代となり厳しい表情でベンチに引き揚げた早川に代わってマウンドに上がった清水が併殺打と空振り三振を奪い、無死満塁の大ピンチを完全火消し。1点のリードを死守した中日の25歳右腕に、スタンドから大歓声が送られた。

 早川の1試合7四球は、今シーズン7月5日のソフトバンク戦(みずほペイペイD)で与えた4四球(6回1失点で勝利投手)を大きく上回る自身ワースト記録となった。

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